積極的に摂りたいたんぱく質の種類
たんぱく質とアミノ酸は、真珠とネックレスの関係に似ています。
アミノ酸という真珠が一本の糸でネックレスのようにいくつもつながっているのがたんぱく質です。
このネックレスのつなぎ目を消化酵素というハサミで切断していくことでバラバラにし、一粒の真珠、つまりアミノ酸となって体内で初めて利用されるようになります。
アミノ酸は血液を通じて全身へ運ばれ、今度は各組織や器官の細胞内でDNAなどの働きによって、「人間用のたんぱく質」に組み立てられます。身体に必要なアミノ酸が不足している場合は、別のアミノ酸から作り出すという作業が体内で行われますが、うまく作れないアミノ酸が8種類(小児は9種類)あり、これを必須アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸は、どれかひとつでも不足すると他の必須アミノ酸の働きを低下させたんぱく質の合成に悪影響を及ぼすため、必須アミノ酸がバランスよく含む食事をする必要があります。この必須アミノ酸がバランスよく含まれている食材は「鶏肉」「魚」「大豆」です。
2021年11月05日 11:08