疲れにくい身体を手に入れよう
ミトコンドリアは、食事から得た糖や脂質、呼吸から得た酸素を使ってATPというエネルギー源を作っています。
ミトコンドリアはエネルギー産生工場に例えることができます。
ATPは、身体を動かすエネルギーのもと。手足や心臓の筋肉、脳の活動など私たちが生きていくために欠かせないもので、スタミナの有無に大きく関係しています。
「少しきついな」と思うくらいの運動活動を心がけることがポイントです。細胞の中には細胞の中にあるATP量を監視している酵素という物質があります。日常的な生活ではそれほどエネルギーを使わないためATPが不足することはなく、この酵素が働くことはありません。
しかし、少しきついなと思える運動を継続的に行うことで、ATPが不足してこの酵素のスイッチがオンになります。より多くのATPを作ろうと、ミトコンドリアが分裂し始め増えてくれます。
小まめに1分ずつ早歩きしたり、階段を上ったりするだけでも効果があります。ポイントは「少しだけきついな」と思うくらいの負荷をかけること。動けなくなるほどキツイ強度は必要ありません。スイッチは一回ONになると一定期間効果が続きます。
この運動の継続が長期的にみるとスタミナの強化という面で雲泥の差がつきます。メンタル的な教科にもつながりますので是非取り組んでみてください。
2021年11月22日 12:35