【紅麹の健康被害】サプリメントって大丈夫?
小林製薬の紅麹サプリメントによる健康被害が騒がれているため、サプリメント商品全般に疑問の目が向けられていますが、果たしてサプリメントは人体にとって必要なものなのでしょうか?
まず「サプリメント」の定義は、アメリカの食品の区分での一つであるダイエタリー・サプリメント(Dietary Supplement)の略称で、不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養補給を補助することや、ハーブなどの成分のよる薬効の発揮を目的とする食品、栄養補助食品、健康補助食品のことです。
まず「食」に関するこれまでの変化を見ていきたいと思います。
①農法の変化
20世紀以降、化学肥料や農薬の使用によって野菜や果物の栄養価が著しく低下しています。
また、野菜や果物は収穫する時期によって栄養価は変化し、旬の時期に栄養価は最も高くなりますが、ハウス栽培によって一年中収穫させるようになってきました。
表1.栄養素年度別含有量・減少率
食品 | 栄養素 | 1951年 | 1982年 | 2002年 | 減少率 |
ホウレンソウ | ビタミンA | 7,777㎍ | 700㎍ | 約91% | |
ビタミンC | 150mg | 65mg | 35mg | 約77% | |
鉄分 | 13mg | 3.7mg | 2mg | 約85% | |
にんじん | ビタミンA | 13,500㎍ | 1,400㎍ | 約90% | |
ビタミンC | 10mg | 6mg | 4mg | 約60% | |
鉄分 | 2.1mg | 0.8mg | 0.2mg | 約91% | |
りんご | ビタミンC | 5mg | 4mg | 3mg | 約40% |
鉄分 | 2mg | 0.1mg | 0mg | 100% | |
ミカン | ビタミンC | 2,000mg | 32mg | 約94% | |
トマト | ビタミンA | 400㎍ | 90㎍ | 約88% |
上記の通り、現在の野菜そのものの栄養価が60年前と比較して約80%程度も低下しています。
にんじんやホウレンソウなどは栄養価が高い野菜として認知されているため、これらの野菜を多めに摂取すると栄養を取れているように感じてしまいますが、実際には必要量を摂取できていないというのが現状なのです。
次に野菜を育てる「土壌」についてですが、かつては「有機農法」で野菜は栽培されていました。
しかし、化学肥料や農薬によって土壌自体に含まれる栄養価が低下しています。
有機農法は、土の中に住む菌類や微生物の力を利用して野菜を栽培します。土の中の菌類などは、動植物の死骸や糞などを分解して、植物の成長に必要な肥料に変えてくれます。堆肥を使った有機農法では、菌類や微生物が堆肥を分解してできたミネラルや微量成分が野菜に吸収されるため、栄養価の高い野菜ができあがります。
表2.有機農法の野菜の栄養価(通常作物を1.0とした場合)
有益なミネラル | 有害なミネラル | ||
鉄 | 1.59倍 | アルミニウム | 0.60倍 |
亜鉛 | 1.60倍 | 鉛 | 0.71倍 |
カルシウム | 1.63倍 | 水銀 | 0.75倍 |
クロム | 1.78倍 | ||
カリウム | 2.25倍 | ||
マグネシウム | 2.38倍 | ||
マンガン | 2.78倍 | ||
セレン | 4.90倍 |
このように食の変遷をみただけでも、野菜・果物自体がもっている栄養価が下がってきているため、通常の食生活をしているだけでは、必要なビタミンやミネラルを摂ることができません。ゆえに足りない栄養素をサプリメントなど他から補う事は必要ではなく「必然」です。
もうひとつ重要なことは、どのサプリメントを選ぶべきかということです。
注目して頂きたいところは原材料名です。原材料名に「ビタミンC」などと書かれているものは合成ビタミン剤で人工的に作られたものです。
これらは安価に大量生産しているものです。
原材料名に「からし菜」「ビール酵母」「ローズヒップ」などと記載しているサプリメントは、食品由来のサプリメントのため安全で体への吸収率も非常に良いです。
私の店舗ではニューサイエンスの「Multi Mineral with Vitamin」をオススメしており、リピート率も非常に高いサプリメントです。

2024年04月13日 17:37